栄養お役立ち話 1
最近ではかなり健康に気を付けて食事をとっている人もいますが、なかなか知らないことが多いような気がします。
栄養について役に立ちそうな話を紹介します。
最近の学会報告では、脂肪やたんぱく質は多く食べても、繊維が少ないと腸内に便の停滞する時間が長く、その結果、マロンアルデヒドなど、発ガン性のある過酸化脂質などが長時間、腸内を刺激し、発ガンをうながすのではないかと、のぺられています。
このように、ガンと腸内細菌叢はたいへん密接な関係があるのですが、こうした腸の状態のいい悪いでガソができるというような発想は、数年前まではほとんど聞かれませんでした。
むしろ発ガン物質を食べたらガンになるといった考え方が支配的だったわけです。
他方、食物繊維の多い物を食べると、食物繊維のはたらきで、繊維といっしょにコレステロールなども排泄されるし、排泄がはやくなって、腸内腐敗がおこりにくい状況にするので、発ガン性物質などを含む二次生産物があまりできないということにもなります。
糞便の量でみても、欧米人は日本人の三分の一しかなく、排便の回数も、日本人が平均週七回するのに、欧米人は五回ということも報告されています。
腸のなかの出来事を、ただたんに下痢とか便秘だとか考えていると危険です。
じつはガンとも深く関係したたいへんな問題なのです。